■協会の基本理念(ミャンマーの現在の国情に鑑み)

本会の目的は、「日本とミャンマー(ビルマ)両国間の活発な民間文化経済交流を増進することにより、両国間の友好と親善関係の確立に資すること」としています。(定款第3条に明記)簡単に言えば、日本とミャンマー(ビルマ)両国民同士が交流を深めることであります。そして、地道ではありますがそのための活動を本部、支部それぞれがその立場と地域特性を生かしながら行っています。

私たちはミャンマービルマ)国民と幅広く、自由で活発な交流を望むものですが、残念ながら様々な状況から、私たちの理想とする交流が行われているとは言い難いと言えます。私たち自身による努力不足などもあります。又、現在のミャンマービルマ)国の政治状況によることも理由の一つに上げられます。

ご存知のように、現在ミャンマー(ビルマ)は軍事体制(暫定政府)国家です。日本政府は889月の国軍による全権掌握後、892月現政権が客観的に見て政府承認を行うための国際法上の要件を既に満たしていると判断するに至ったため同政権を承認しましたが、機会あるたびに早期民政移管に向け努力すべき旨申入れを行なってきています。また、現状を強く懸念しており、スー・チー女史を含む全ての関係者が関与した形での国民和解と民主化プロセスの具体的進展を求めています。(外務省ホームページによる)

このようなミャンマー(ビルマ)の状況は日本国民にも良いイメージを与えず、私たちの交流活動にもマイナスとなってきていることは否めません。私たちはミャンマー(ビルマ)国民が真に日本国民と交流するに値する素晴らしい人々であること(本サイトの中で様々に紹介しております)に疑いを持たず、今後も交流活動を持続させていく思いですが、このような両国間の外交関係の中で、私たちの交流活動の理念を明確にしておきたく、下記にまとめました。なお、これは会員個人の思想行動の自由を協会として制限するものではありません。(協会の目的に反したり活動の妨害とならない限り、会員個人の思想、発言、行動は自由です。)

@ 私たち(協会)の交流する相手は、国の政権や体制がどうであれ、あくまでもミャンマー(ビルマ)の国民・人々であることを第一とする。現政権への支持、不支持に係わらず、あらゆるミャンマー(ビルマ)の人々との交流を望む。
A 私たち(協会)は、ミャンマー(ビルマ)国のことはミャンマー(ビルマ)の人々が決めるべきことであるとの立場に立ちミャンマー(ビルマ)国の政治には一切関与しないが、現政権が早期に日本政府等の求めている「真にミャンマー(ビルマ)国民を代表する政府」となることにより、私たち(協会)として距離を置くことの無い正常な対応が可能になるものと考える。

相手国の政治状況により、交流に支障をきたすことは大変残念なことです。また、私たち(協会)が現政権を全面的に支持しているというような誤解も交流活動に支障をきたしています。現政権自らが述べているようにいずれは民主国家になる時が来るものと思いますが、早期に実現することを望んでいます。

2005/7月

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